「憲法破壊の動きを読む」
~第9条を護り、生かす方途を探る~
講師:纐襭 厚 さん(平和憲法ネットワーク・やまぐち共同代表/山口大学副学長)
日時:2013年7月11日(木) 総会午後2時 学習会午後3時~5時 終了後交流会
会場:山口グランドホテル会議室(083-972-7777・新山口駅新幹線口正面)
参加費:無料・カンパ歓迎 (但し交流会3,000円)
「憲法」を改悪する動きが急速に高まってきました。本来、憲法とは国民主権のもと、基本的人権を尊重する上から、「国家の権力を制限し縛る」ものです。この「立憲主義」によって無力な一市民も圧制と隷従から解放されたのです。「立憲主義」こそが強大な政治権力に対抗するために市民が獲得した唯一無二のものなのです。ところが今の改憲案は、国民の権利を後退させ国民に義務を強制するものです。これは「立憲主義」への挑戦であり、民主主義・平和主義の破壊につながる動きです。しかも「日本国憲法」は世界に先駆けた平和主義によって、戦後68年の間、一回の戦争も起さず、戦死者も出さずに歴史を刻んで来ました。その象徴が「憲法九条」です。
ところがこの第九条を変えて、「国防軍」を設置し日米同盟の元、「集団的自衛権」を行使し「戦争をする国」にしようとしているのです。この危険な動きを座視してはいけません。
このたび、長く政治・軍事・平和問題を研究してこられました山口大学副学長・纐襭 厚さんをお迎えします。2005年に「平和憲法ネットワーク・やまぐち」を立ち上げて、護憲運動に力を注いでおられます。是非、皆様に聞いて頂きたくご参加くださいますようご案内申し上げます。
尚、学習会は当日でも受付けますが、交流会出席の方は7月1日までにお知らせください。